ガエル・ガルシア・ベルナルとディゴ・ルナのコンビ映画。
バナナ園で働きながら草サッカーをする兄弟がスカウトされて、
スター階段をぐんぐん登り詰めるが調子に乗りすぎ、
兄はギャンブル弟は尻軽女に振り回され、一気に運気は下降状況。
ラストでは2人の運命をかけたPK戦による兄弟対決、で!
さーどーなる??
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ラテンのノリノリなテンポで物語は進んで行くと思いきや、
物語の始めの、あるシーンと最後がきちんとリンクさせてあり、
観ているものさえも、ラストのPK戦では心理作戦に巻き込んでしまう映画。
兄弟愛も家族愛も素直に表現されつつも、
彼らの何事に大しても情熱的な部分が現れてて良かった。
例えば、兄のギャンブル好きも「とことん」までハマっていく姿や、
弟が女に「とことん」ハマっていく姿。
最悪の状況に陥って暴れても、最後には
愛を感じながらまた普通の状況に戻って行く。
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普通だったらやさぐれて意地になって悪い状況がさらに悪くなるものを、
彼らは(というかこれはラテンのノリ?)、またアップ→ダウン→アップ!に
上げていくパワーは、見習うべきところだ思った。
まさに『人生なんとかなるさ!』だな。
『人生なんとかなるさ!』と思っていれば、本当にそうなると思う。
オバカ兄弟のちゃらんぽらんストーリーでありつつ、
もっと人生明るく楽しく前向きに生きていくべ!!と勇気つけられる映画でした。
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スペイン語の音の響きはポップでいいね。
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